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催眠小説:【闇の現小説】一覧ページ
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【闇の現小説】
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「それで、マスターはあいつと連絡とっているのか?」

あいつ。その言葉で通じるかどうかも、かなり昔過ぎてわからなかったが、
男はそう問いかけた。 あいつとは当然、克司のことである。

「いえ。あれっきり、ここにも訪れなくなりました。どこにいったのやら。」
そういうと、ちょっと寂しそうな困ったような顔をした。

「実を言うとこの店、彼のお蔭でつくれたようなものなんです。」
「え? それは初耳だな 笑」
「そうでしょうね、あの人はそういうことは何も言わない人ですから。」
「・・そういや、マスターとあいつは、どういう経緯で仲が良かったんだい?」

そう聞くと、マスターな困った顔をした。

「聞いちゃまずかったか?」
「そんなことないですよ。ただ・・どこから話せばいいのかと考えてしまっただけです。」
そういいながら、洗い立てのグラスを拭き終わると、
過去を思い出すように、語り始めた。

その内容は、意外なものだった。

元々、彼(克司)とマスターは同級生なのだという。
だが、一時期、克司が遠く離れた場へ行くことになり、逢うことも無くなったとか。
高校生の終わりごろ、転校して戻ってきた彼は、まるで別人のようになっていたのだという。
昔は、明るくて気さくで、周りを引っ張っていくようなタイプだった彼が、
その頃には、一人、影をもつような印象を持つ、落ち着いた青年へとなっていたそうだ。

「今思えば、誰よりも先に「大人」になってたのかもしれないですねぇ。」

カラン―

違う。それは、あいつが「新たな知識」を「与えられた」からだ。
俺にも渡した、あの知識を――――


『智也よ。 もしこれをみんなが知ったらどう思う? 当然嫌がるだろうな。
 だが、賢く使えるやつが知るのなら・・・ これは「財産」になるんだよ』


「財産・・ねぇ・・・・・」


「・・はい?・・・」
「あ、わりぃわりぃ、独り言。
 でも、そんなに性格って変わるものか?」
「それなんです。彼に何かあったんじゃないかと思ったんですが、特に何もないんですよ
 そういうことがなければ、あんなに変わるとは・・・思えないんですがね。。」
「隠すの上手そうだしなぁ・・・」

カラン―


「あはは、そう言われればそうですね 笑
 まぁ、上手に隠されていたのかもしれませんが、
 あえて触れなかったことが、良かったのかもしれませんね。傷口開くよりかは 笑」

酒のおかずに、克司の会話をしながら、
智也と呼ばれた男は、克司の言葉を思い出していた。

『満足いく結果が出せて、世の中に飽きたなら・・ 「俺」を思い出せ。
 飽きさせない「世界」を「思い出させて」やるよ。
 本当に飽きたら、「店」に行くんだな。
 そこで、「俺」は『待っている』――――』


―待っている。か。

あんたが言ったことは、「これ」だったのかよ。この記憶かよ。
よくもまぁ、深く入れたもんだ。洗脳か? 克司さんよ。

頭の中で、彼が笑っている。

バランタインを飲みながら、男はマスターとの会話を愉しみながら、
新しく「与えられた」情報をうっすらと眺めていた。。




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